プロフィール

岸田理生プロフィール

劇作家。

1974年、故・寺山修司主宰 演劇実験室◎天井棧敷入団。寺山の片腕として戯曲を共同執筆。

並行して自ら劇団「哥以劇場」を主宰。

1983年「岸田事務所+楽天団」を結成(演出家 和田喜夫との共同主宰)。日本史の底辺に生きる女たちを描いた「糸地獄」で第29回岸田戯曲賞受賞。

劇団解散後は自ら演出・プロデュースを手がけ、最後の集団が岸田理生カンパニー。

2003年6月28日永眠。

ユニットRプロフィール

2005年、「岸田理生カンパニー」のメンバーを中心としてユニットを結成。集団名に「理生」の頭文字Rをもらい「ユニットR」と名づけました。

「岸田理生作品連続上演」「岸田理生アバンギャルドフェスティバル」にて岸田戯曲を上演する演劇集団として活動しています。

演出の諏訪部は、1992年「糸地獄」オーストラリア公演より岸田理生とともに活動を開始し、それ以降、岸田のプロデュースする演劇公演のほぼ全てに共同演出、演出協力、俳優として参加しました。岸田作品のよきアドバイザーであり補佐役でした。

出演者は岸田理生カンパニーの50~70代のベテラン俳優を中心として岸田戯曲に魅かれた俳優たちが集まりました。

演出の「現在(いま)」の視線を通して岸田戯曲の妖しい世界を産み出し、美しく力強い言葉と静かに格闘していこうと思っています。

演出プロフィール

諏訪部 仁(すわべ ひとし)

1950年生。俳優、演出。

青年座アクターズスタジオ、劇団三十人会附属養成所、劇団八騎人、演劇集団跛行舎を経てフリーに。

大橋宏、斉木燿との実験演劇の共同作業後、1992年に岸田理生作・和田喜夫演出の岸田事務所+楽天団「糸地獄」公演に俳優として参加。

その後、共同演出、演出協力、俳優として岸田理生カンパニー公演に参加。

2005年より「ユニットR」主宰。全公演の上演台本、演出を担当。

プロダクション・タンク所属。

リオフェスについて

2003年に亡くなった劇作家「岸田理生」の追悼および戯曲を継承する目的で2004年に企画・開催された「岸田理生作品連続上演」。企画・制作は、「理生さんを偲ぶ会」によるものです。

「岸田理生作品連続上演」は2005年、2006年にも開催され、2007年より「岸田理生アバンギャルドフェスティバル」(リオフェス)と名を変え、年に一度の開催、現在に至ります。

岸田理生カンパニー

岸田理生が主宰した最後の集団が「岸田理生カンパニー」。

1995年1月 「二人ぼっち」横浜STスポット・6月ソウル公演

1996年10月 「風唄vol.1 with ジョエル・レアンドル」横浜STスポット

1997年2月 「男たちのできごと」横浜STスポット

1997年7月 「愛を巡る寓話-空から来た人」タイニイ・アリス

1999年8月 「迷児の天使」ザムザ阿佐ヶ谷

2001年2月 「ソラハヌルランギット」こまばアゴラ劇場